タイムリミットは夜の7時

 -Are You Ready For The Night?

PS2U 4ever

ガールズ三人が決めたことなのだから受け入れなければならない、むしろ応援しなくちゃならない、というのは頭ではわかってるのですが、三人が舞台から消えていった時、大きな喪失感に愕然としてしまいまして。
想像以上に深いダメージを受けている自分に気づいて、驚いてます。

12/29のワンマンは、なんと二分で完売したそうで、チケットは取れず。オークションも恐ろしく高騰。
というわけで最後のPS2Uであると同時に、自分にとっては最後のトマパイ、だったのですけれど。
来年にはもうトマパイがない、新曲も出さないしライブもないしブログも更新されない。この箱でトマパイを観れることももうない。
僕はトマパイを専推ししてるわけではないのですが、常に空気のように存在してくれて、音楽として寄り添っていてくれてることで、すごく支えられていたな、という気がしていて。
それがすっぽり抜け落ちてしまうと考えると、ぞっとする、なかなか信じられない、という気持ちでいます。

※追記:感傷的な記事になってますが悪しからず。。

Tomato n' Pine

【PS2U 12/2 Tomato n' Pine セットリスト】
1. 旅立ちトランスファー
2. 夢ノカケラ…
MC
3. Train Scatting
4. FAB(Free As a Bird)
5. 大事なラブレター
6. そして寝る間もなくソリチュード(SNS)
MC
7. 雪がふるから…
8. ジングルガール上位時代
MC (オーディエンス中腰に)
9. ワナダンス!
10.キャプテンは君だ!

encore
11.なないろ☆ナミダ
12.POP SONG 2 U
13.PS2U ~kumanbachi mix~

涙ながらに観てたので、記憶に自信ないんですけど多分合ってる。

神なんたらって形容あまり好きじゃないんですけど、これはまさに神セトリと言わざるを得ない。
個人的にトマパイのとりわけ好きな曲を全部やってくれた。

旅トラかなないろで絶対に泣く、と思ってたのですが、冒頭から泣き(しかもその後の夢ノカケラ…が追い打ちかけてきました)、アンコール直後のなないろでまたも涙腺崩壊。
しかし、Train Scatting〜の流れで「もうしんみりは終わり!」とでも言わんばかりのセトリで盛り上がれましたし、なないろの後もきっちりPS2Uで締めてくれたので。最後は笑顔で終われたのかなと。
雪がふるから…→ジングルガールの流れもけっこうじんわり来ましたが、ワナダンス!でまた盛り上がったし。
しんみりさせては打ち消すように盛り上げ、またしんみりして……の繰り返しで、本当に最後のPS2Uに相応しい、素晴らしいセトリでした。

それからオーディエンスの熱気が半端なくて。
正直なところ、散開宣言効果で、一目観たいと押しかけてくるDDの方が多くて、いつものPS2Uの雰囲気を壊してしまうんじゃないのか、と危惧してたのですが、ちょいちょいあれっと思うところはあったものの、全体的には温かくて、情熱を内に秘めてて、紳士的で優しい、いつものPS2U現場だったのではないかと。
ほんと僕の周りのオーディエンスのトマパイ愛が凄まじくって、それに応えるようにトマパイが笑顔でキラキラ踊ってる、そんな光景にも感動してしまった。

ガールズの三人は、特に散開について大きく触れることもなく、いつもの淡々とした(?)進行で、ずっと笑顔で。
僕個人としては色々感情が渦巻くところありましたが、客観的には最後まで楽しく盛り上がったライブでした。
トマパイだから良いんじゃない?」と二回くらいYUIちゃんが言ってましたけど。
僕もそれで良かったと思います。湿っぽいのはあまりトマパイらしくないですもんね。

僕は整理番号外から入った口だったのですが、運良くWADAちゃんサイド5列目くらいの、表情をしっかり見ることのできる良い位置で観れました。
三人の中では唯一引退してしまうWADAちゃんの表情をじっくり追ってましたが、もうずっと笑顔でキラキラしてました。
むしろYUIちゃんHINAちゃんの瞳の中に、時折光が覗けた気がしたのですけれど。それは僕の方の問題だったのかもしれません。

史上最大といっても過言でないぎゅうぎゅうなフロアに、終始「押さないでね」等と会場を気遣っていたことが個人的にすごく印象的で、
もう最後なんだから会場なんて気にせず好きなようにやってくれよ!こっちはガールズのことが気がかりだよ!と思ってましたけど。

トマパイらしく、最後まで優しさに満ちてたなぁと。。。
いえ、まだトマパイは最後じゃないのですけど。
イヴ、ワンマンに行ける方には心から楽しんで欲しいです。


その他のゲスト出演者


ライムベリー

1.RHYMEBERRY IZ NO.1
2.HEY! BROTHER
3.Ich liebe dich 2MCver
4.まず太鼓
5.Magic Party

僕が観るのは、なんだかんだ4度目。
YUKAちゃんがテスト勉強で欠席(笑)、だったみたいですが、MIRI・HIMEちゃん二人だけでもすっごくエネルギーに溢れてる。
そして個人的に大好きな「Ich liebe dich」の3MCならぬ、2MC versionを披露してくれましたが、これが素晴らしかった。
usa学現場にお邪魔した時があって、オーディエンスみんなでしゃがむ様子が見られたのですが、この場面でもそれが見られまして。
「ここはしっとりと聴く場面だぞ!」と切り替えさせてくれると同時に、メンバーもしっかり観れました。
ライムベリーの現場は、みんなで盛り上げよう!って意識がすごく強くて、多くのアイドルファンが見習うべきところの多い、模範的な現場だと思ってます。
ヘッズの方々の機転には本当に感心するばかり。


DJ ねむきゅん


非常に良かった。
でんぱ組はDD宣言で初めて観たばかりだったのですが、その時の派手な衣装とはうって変わってトマパイのグレーのTシャツで登場。
これが似合ってました。というかこっちの方が良い。
リリスクの「プチャヘンザ!」やトマパイ曲などのアイドルソングを交えつつ「ラブストーリーは突然に」とか「今夜はブギーバック」を選曲したりとか。
持ち歌の「くちづけキボンヌ」もやってくれました。


あの時、こっちもうるっとしてしまった。
ねむきゅん、推せる。


ZEN-LA-ROCK × JOY 'N HAMMER


名前だけ見てもわからなかったのですが、ステージに登場して(あっ4月のPS2Uで観た!)とようやく気付きました。
一組だけ浮いてるといえば浮いてましたけど、PS2Uはただのアイドルイベントじゃなく、様々な音楽が出会い化学変化を起こす場所だった、ということの傍証でもあったのかなと。
乗せるのが本当に上手くて、すっかり白熱してしまって、いい汗かきました。


Negicco

1.スウィート・ソウル・ネギィー
2.Disco!! The Negicco!!
3.ニュートリノ・ラブ
4.SKY
5.あなたとPop With You!
6.圧倒的なスタイル

セトリ意外と覚えてた…(笑
トマパイはかなり独自のポジションを固めていたアイドルですが、出自は全然違うにせよ雰囲気として一番近いのはNegiccoなのかなぁと思ってて。
セトリに「SKY」を入れてきたのは、トマパイへのメッセージでもあったのかも。
冒頭でワナダンス!をサンプリングしたりと、トマパイへの敬意、友情を感じるようなライブだったなぁと。
「あなたとPop With You」はやはり素晴らしい楽曲。「圧倒的なスタイル」のラインダンス毎度のことながら超楽しい!


まとめ


思えばライムベリーもZEN-LA-ROCKNegiccoも、初めて観たの全部PS2Uなんですよ。
そういう意味で個人的に完全にPS2Uの総結集みたいなライブだったし、これまでのPS2Uを思い出したり、トマパイ楽曲との思い出が走馬燈のように流れていったり。。。

上に書いたように、どのゲストも最高のパフォーマンスを魅せて、フロアを熱く揺らしてくれてましたし、クラブイベントPS2Uラストのゲストとしてこれ以上ないくらい素晴らしい熱気と愛で応えてくれたなぁと。
オーディエンスのトマパイ愛も凄まじいものがあったし、ゲストも含め、トマパイはこんなにも愛されてるんだな、と感じて涙ぐましい。

新しい刺激に満ちてて、その一方自由でくつろげて、オーディエンスも実に温かくて。(そして充実度に伴わず実にリーズナブルで。)
PS2U、本当に素晴らしいイベントだったと思います。本当に。
もう二度とないのだと思うとやっぱり寂しい。

ちょっと感情がごちゃごちゃしてて上手くまとまらないのですが……、また落ち着いたら追記orまとめ直します。

トマパイありがとう。
トマパイがくれた楽しい時間を、決して忘れません。


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トマパイ、散開。。。

cackle7pm